【エスファハーン】アルメニア正教会のヴァンク教会
イランはイラン・イスラーム共和国であり、当然ながらムスリムが国民の大半を占める。
とはいっても異教徒が全くいないわけではない。
エスファハーンの外れにあるジュルファ地区(Julfa district)では、アルメニア正教会を信仰するアルメニア人が多く住む。
街並みそのものがエスファハーンの他の地域と大きく異なる。
ヴァンク教会の入口。
丸々とかわいらしいアルメニア文字が並ぶ。
ヴァンク教会。
時期柄かエスファハーンはどこへ行っても小学生に会う。
外国人を見ると笑顔で話しかけてくれる。
大聖堂内部。モスクとはまた違った美しさ。
創世記のノアの洪水。
他にも様々な聖書のシーンが聖堂内に描かれる。
サロメ。カメラ目線が怖い。
ヴァンク教会は聖堂だけでなく、博物館も併設されている。ここも面白い。
おそらくダマーヴァンド山(Damāvand)
富士山に似ているとよく言われるらしい。
目玉の一つである世界最小の聖書。
「主の祈り」が7言語で書かれている。1言語あたり0.1g。
もう一つの目玉である若い女性の髪の毛。
アルメニア語に最初に訳されたという文が書かれているらしい。読めなかったけど
To know wisdom and instruction; to perceive the words of understanding.
だそう。
アルメニア人はオスマン帝国に虐殺された悲惨な歴史があり、博物館内にも多くの展示がある。
外には慰霊碑が立っている(が、文字が読めなかったのでこれと別の慰霊碑の可能性もある。)